L⇔R

「ジャージーボーイズ」を観ていたらL⇔Rのことをずっぽり重ねてしまって。
オールディーズや60's70'sの曲が今でも大好きなのは10代の頃、彼らや彼らのラジオ番組を熱心に聴いていたからだと思う。
その後、ドラマの主題歌が大ヒットしたけどなんだかかなしい売れかただった。成功が彼らを、バンドを壊していった。そんな印象がある。
CDは飛ぶように売れていたけど、本当にあれが幸せな時代だったのか。
と、朝から憂いてばっかりだけれどそれは久しぶりに聴いた彼らのメロディーと黒沢さんの力強い歌声が今もまったく色褪せていなかったから。
ポップでドリーミィ(小さい"ィ"がポイント)な古い映画音楽みたいなサウンドを探していたらまた、彼らと繋がった。
心を砕いて才能を研ぎ澄ましたその音にはいつだってこころをうつ力が宿る。 おんがくは魔法だから。そこに閉じこめられた輝きは、思い出と一緒にいつまでもきらきら光り続ける。